日記(思うこと)/由比良 倖
 
を描いてくれるイラストレーターの人たち、たくさんの本、それだけじゃなくて、この社会を作ってくれた、いろんなものを作ってもくれた、いろいろな人たち、そして何故か僕を生き長らえさせてくれる世界、そして僕の身体、……それら全てを無かったことにして、勝手に孤立を深めて死ぬのは、あまりにも自分勝手というか、何にも見てないよな、と今朝起きてすぐ思った。

 不安と恐怖に負けそうなんだ。「感謝の心を持ちましょう」なんて文言を読むと、その度に、僕をこんなに苦しめる世界に、どうやって感謝すればいいんだ、と反射的に反抗心を持ってしまう。今でも「感謝なんてな」胡散臭い言葉だよな、と思ってしまう。
 けどやっぱり僕
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