つれづれと俳句/朧月夜
 
梅雨明けて眠りを誘う掃除の後

ただ父に八月来ると伝えたくて

氷菓子溶ける前に食べなさいねと

氷菓子母はとにかく嫌いでした

美しき夏の暁我は醜女(しこめ)

冴えかえるラムネの瓶と思い出と
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