仏教哲学考/レタス
 
一粒の生命(いのち)が生まれ
光年の彼方からやってきた
柔らかく強靭なその現象は久遠を説き
四苦八苦に囚われない法理を示し
煩悩即菩提を表した
苦の中に楽があり
楽の中に苦がある
光の裏側に闇があり
闇の裏側に光がある
宇宙はひとつの生命
素粒子もひとつの生命
何に生まれるかは過去世の因果
現世の振る舞いによって来世が決まる
諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅為楽

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