ユートピアを考えていた。/あらい
る。タンパク質が絵にかいたようなifの夢
(同時に朝もやと書き置き、手繰り寄せた白湯を啜った)
沖から外を眺め見ることが叶うよう、彫り込まれた深い庇が一夜のように天赦し、ゆるくズレていくと 人生のにぎわいにあたる。のちに複製され、舌の先まで熱い手のひらの流れに、記憶の隅に複雑に追いやられてしまい、なにもないほど、あたりまえになる
このおとこの口から、光沢のある眼球まで感覚を欠けて、斜めから錠を取り付け、(まったく大袈裟な微睡みだと咳き込んでさぁ)
順序よく咀嚼させたものです。
ぬるい愚直なれ、鬱蒼とある なんぼか くねくねと、
まんべんなく虚脱感を肉体に添えるからだと
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