ユートピアを考えていた。/あらい
がりを抱擁する低い空に神の皓さは具象する、湿っぽい賢者であろうと叩き壊した少々の本音はやはり馨り、あたりいちめんないような感覚と憂いたすべては酔彩、
(溜息、)羽とすれば咲くがいいか。
四六浮き積と漂う媒体、崩してむき出しに沈(しん)だ柔肌と、ちょうど上澄みの配列をいつかと散り敷かれる、
つまらない祝日がたどたどしく腰をおろして。
どうやら、読みかけの頁 と混じりあい 孤独を拐かしたように感じ、生身の体はまた地に湛む 一夜の姿を見せ/考える/ジオラマだと勝手、わらえばいいけど。しかしだよ。この雨はやまなかったが、あなたはやわらかなかおをして、たまにかがやいてみえる。
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)