アラガイs君に愛をこめて/室町 礼
 
たしの妄想かもしれないが、いずれにせよ徒労であった
ことは間違いなかった。いくら説明しても理解することを拒否し
ている風があった
というより、わたしはアラガイsくんに理解不可能な愚鈍すら感じた。
わたしは差別主義者で重鈍な人間は大嫌いだ。鈍感で鍋の
底のように厚い感性や知性の人は悲鳴をあげるほど苦手でキモい。
そこでもうストーカーは勘弁してくれと悲鳴をあげたのですが、
そんなことをいっても相手が
人間的に繊細な感性をもっていればともかく、無駄なのですね。
多分アラガイsくんは、最初はわたしに古くからの投稿者同士の
馴れ合いというか友情のようなものを感じていたのだと思う。
でも
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