くだらねえ、キャバクラ/鏡文志
 
くだらねえ、キャバクラに行ってきた
くだらねえスーツを着て
くだらねえ国の管理に飼い慣らされた状態で
くだらねえ仕事の一つも出来ないことになっている俺が
くだらねえ小言をちまちま言っている
くだらねえ福祉業界の見栄建前に預かって
夜の街に忍び込む
おっぱいの大きいお姉ちゃんと
おっぱいの小ちゃいお姉ちゃんと
おっぱいの中くらいのお姉ちゃんと
ゲロみたいな会話を交わし
身体もお互い触らずに
楽しかった安全でしたと別れを告げて
高尚な人生哲学と
高尚な社会主義を盾にして
朝起きたらクソみたいなポエムを綴って
また日の光を浴びて
冴えない無才人達の集まる事業所に飛び込んでいく
ハッキリいう。もう、死ね!
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