ナレーション魂?/鏡文志
 
いる。拙い詩だ。技巧的でイマジネーションに富み、誰にとっても糧となりためになるようなものは書けていないと思う。時間の無駄と言われればそれまでだ。詩と言う形式フォーマットに内容を合わせ、落とし込む。その必然性が見えないことがある。それを鋭くつかれる。どうしよう? どう返信しよう? とても困る。相手の納得し難い返信をしてしまう。誠実は伝わっただろうか? あれこれ考えると辛いし、疲れる。まるでボクシングの右パンチ左パンチに必死で防御をするように、身を守りながら返信する。鋭い批評家達。一般の人だってそれなりに自分たちの見識の中で他人を批評しているのだ。詩人を志している人もその一般者と基本は変わらない。直感
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