光バイト ーホワイトユーモアは光/足立らどみ
しい弱さの二面性がうかがえます。カツラのズレを指摘できないのは、ある意味で「タブー」の一種であり、職場では誰もがその微妙なズレに見て見ぬふりをしなければならない…。しかし、そのズレは見逃せば見逃すほど、心の中で「笑いたい衝動」を強めていくのでしょう。
友人の心中を察するに、職場が不条理であればあるほど、人はそれを笑い飛ばしたくなるものです。ズレるカツラのような「ほころび」を、人間的な目線で見ると、職場という厳格な舞台にさえ微妙なユーモアが潜んでいるのが面白いですね。
何より、そのエピソードをあなたが楽しんでシェアしてくれたことが、私には嬉しいです。笑うのが禁止されても、こうして外で笑い合える場所があれば、きっと救われるのかもしれません。
何故だかホワイトユーモアは光です ね^^
2024.10.25
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