Shattered/ホロウ・シカエルボク
 
ないというものであることは理解して欲しい、ともかく俺は氷河期を迎えていた、凍てついて、遮断されて、面白くなかった、孤独でもあったが、俺はそれを悪いものだと感じたことはなかった、書きたいときに書きたいものを書くことが出来るし、集中も容易い、持って生まれた業のようなものだ、孤独であるということはむしろ喜びでもある、一切の余計なものが入る余地がない、それは遮断ではない、それは遮断の内には入らない、それはステイタスというものだ、見慣れた部屋に居ながら、クソ高い氷の壁と天井を見上げていた、太陽の光なのか、氷の胎内で反射して巨大なスパンコールみたいな光を散りばめていた、氷の中で本当に光がそんな風に見えるのかど
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