ひだかたけしさんの詩「Little Wonder」を主題とする詩と俳句のコラボレーション たけし&拓.../森田拓也
 
主題詩「Little Wonder」 ひだかたけし



銀の粒子の
無数無限躍る、

街並み突き抜け
伸び広がり奥まり
奥の億迄にいつしか、

いつの間にか途と為り
鳴り響き発光しながら、

混沌としてエゴ肥大させ
競争し殺し合う人の世の
暗闇の領域に陥りても、

自ら光響し留まり続ける
唯一の意志の営みの最中に
秘め湛える目標を只々目指し

無数無限輝き躍る時々の衣纏う変容の私で在ると






返句 秋声や徐々に宇宙と化す思想 拓也


 ◯



発句 はぐれたる翅音がひとつ曼珠沙華 拓也





返詩
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