「氷河期時代」(Crash 「London Calling」意訳詩)/鏡文志
 
どんどん凍りゆく、街の中
人々は羊となりて
どんどん凍りゆく、街の中
夢の中を泳ぎ疲れ
どんどん凍りゆく、街の中
俺たちは、旅の途中
どんどん凍りゆく、街の中
寒さに震え、明日を思う

氷河期まであと、もう少し
太陽が遠のいて
メルトダウン 
河のそば ただ、足踏ん張り
生きてるのさ!

どんどん凍りゆく、街の中
人々は獣となりて
どんどん凍りゆく、街の中
野に放て 飢えるその気持ち
どんどん凍りゆく、街の中
シャボンの泡は 割れる寸前
どんどん凍りゆく、街の中
ケーキに梅酒たっぷりかけて

染み込んだその香りが
放つ香り 色気にのぼせ
フラフラ
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