詩想、ぃいお。◯この日曜日に/ひだかたけし
 
今宵の冷え込む時に
何時もの如く肉体の硬直し始め
尚も氷噛み砕きつつ瞑目し、
魂の意識の光 点火し鮮やか
次第に広がる大洋に
自らを置き更に沖まで泳がんとし

 少しばかり自らの核を識る 、

「眼前の壁について考える自らを考えよ」*と。◯







*フィヒテ『全知識学の基礎』より



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