Zipangu/おまる
ように傷んでいる
自分で認めると同時に自分で慰めるしかなくなり
こんなことゆるされるはずないだろ
あいつらは若くして有名人になって
そのくせに常識ないくせに
いいたいこといわないと気が済まないガキンチョで
プーっ
と前蹴りしながら咆哮した
わたしはあの「才気あふれる若者」が大嫌いだ
「野心アリ」とみなした若手は全員わたしの敵だ
「若くて才能があって凄いね」と素直に言えない
死んでもいいたくないね
秀才が台頭したときだけ胸の内に闇の力がわいてくる
アン オールド ファー ソー オウド ゲッツ マーチング......
アストゥー WAR......
アー ザ サイレンス
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