。◯/ひだかたけし
 
一時一時
生きて過ぎゆく最中、

水の色を突破して
透明になりゆく
この瞑目した
肉の私の意識の内に、

 充満する光の凝集点

その向こうを観んと
意志し凝視するわたしに

 確か向かい立つ神聖。◯


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