れもんれもん/森田拓也
色紅葉色付けばもう散りいそぐ
木の実落ち団栗らしき音色かな
手水にて紅葉も色も掬ひけり
吸ひ物に小舟のごとく柚子浮かぶ
アホしてた青春遠く青蜜柑
失恋しずっとレモンを見てた夜
松茸をひと晩飾る机かな
指先でつまむ淋しさ赤とんぼ
墓参り「そっちはどう?」って声かける
逃すまで蟷螂淋しかざす鎌
焼き秋刀魚ひと口づつに酢橘かな
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反省文:最近なんか無意味に取り憑かれたように俳句を詠んでます。夢にも松尾芭蕉さんとか出てきまして…。自分でも大丈夫かなって思ってるんですけど…。まあ、大丈夫じゃなくても俳句は詠みますけど。最近、連投してどうもすいません。ごめんなさい。
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