男の涙/おまる
が僕をいかがわしい場所に誘うのも。
これはゲーム ゲームなのだ
君は踊らずに 酒を飲んでいる。カッコイイ男には笑顔を 僕は一人ヘンテコなダンスを踊っている。マルデブルクの半球のように外圧が内部の真空を支えている。チョーセン人は君と日本語で喋っていて こちらに気づくとぬけぬけと自己紹介してきた。君らは残酷な冗談みたいに常に微笑んでいる。僕は不安を誤魔化すように調子に乗って喋りまくり 朽ち果てた寂しみに涙が落ち...
僕が寝ている傍らで 君たちは親密な行為に及ぶのだ。ほんとは僕が眠ってないことなんてお見通し。まるで光源氏がやってくるかのように 僕はゲームが開始されるのを目撃する。おもえば情けないことじゃないか。チョーセン人の獣欲がしずまり どこかへいなくなった隙に 僕もたまらなくなり ぐったりとした君と「成功」を試み...
ああ こんな罪深い実験をすれば どんな裏側から僕は神に到達できるのだろうか。
これはゲーム ゲームなのだ
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