mata/陽向(2躯-30〜35)
 
滲む夜の静けさに
色彩の輝きがどこまでも辿る
9の言葉に埋め尽くされ
そこに意味を探すものはいなくなった
まだ悩んでるんだろ、どこまでも
快楽の奥底にあるのは
ただひたすら君なのさ

残り僅かとも感じる痛みは
風の中で呻き散らし花の結晶をたなびかせる

美しくあるもののように
またどこまでも走る赤子の行方の様に
[グループ]
戻る   Point(6)