詩想、魂のメタモルフォーゼ/
ひだかたけし
光の帯の彼方に去ってゆく
響きの声の言の葉の
渦を巻き込み巻き込まれながら
全てを手放すわけにはいかないと
手放すことの出来るのは肉身のみと
最期の息を吸いて最高の言を放ち輝き逝く
人の魂の 言の葉の舞う渦の最中に更に変容し
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