詩想、しずかさにほひ/
ひだかたけし
しずかさに
吹き付けて来る
風の響きに
木の葉の群れ
呼応し揺れ動き
しゃらしゃら
響き発しながら
波動の生命の群れ鳴り躍り
ひっそりひそむにほひ
トクントクン
宙の鼓動を人の心根に刻み込み 、
やさしくやはらなとほいひかりの
ぐんぐんぐん近付き弾み迫り来て
人の心底のしずかさにほひ 、
湧き立ち魂の直観へと飛翔する。?
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