結果や結論に付着物など無いものだ/ホロウ・シカエルボク
ごした、書いても楽しくなかった、そう、誰しも経験することだろう、若さによる勢いを実力だと勘違いしてしまうのだ、でもそれは結局戻って来た、少し肩の力を抜いて書くことが出来るようになってからだった、俺は若さを失い、実力を取り戻したのだ、こんな言い方は傲慢に聞こえるだろうか?けれど、あえて断言させてもらうけれど、俺が歩んできた道というのは誰にでも歩ける道では決してない、一番に必要なのは経験でも要領でもなかった、ただ覚悟を決めるかどうかという問題だったような気がする、それからは色々な書き方をするようになった、自分の思い入れなど読むやつらにとっては関係のないことなのだ、ということを理解したせいかもしれない、
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