となりで笑っていたかった/秋葉竹
んだろう?
って
愛て
なんだろう?
って
じぶんがほんとうのガンになったときより
彼女が数値で引っかかったときのほうが
まるで
都会の孤独なんて
許せないほど
なにも手につかなかった
ただ
彼女に
いっしょにいてほしと
たとえば
彼女との
あれらの楽しい記憶を
忘れたとしても
彼女に
ふつうに話せるひとで
あってほしいと
いつづけてほしいと
希ってしまうのだ
そんなん、
ただのわがままなのになぁ
帰り道
ただ降る青い雨の中
幻よりもただ君に触れ
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