自殺大国ニッポン/鏡文志
 
「死ねや死ねや。死にたいなら、死ねや」
と信長の如く唱えるタレントがいて
「死にます、死にます」
と易々と従う国民がいる。ンなアホな! 安い国ニッポン。
なんの捻りもない。ありのまま、そのまんま、裸のまんま国民達。
トイレには、オナラの音が響かないように、P音がついております。
行き届いた配慮で、大きなお世話サマー。
「笑っちゃうけど、止められない」
人々は空気読んで、平和の谷底にドボン。
「あ〜死にま〜す、あ〜死に死にま〜す 
あ〜死にま〜す、あ〜死に死にま〜す 聴こえますか〜、聴こえますか〜」
抵抗しない人々。虐めてきたお前らも、虐められてきたんじゃないのか? 
其れに気づいたら、いつまでもゲーム機いじってないで、砂を掴んで立ち上がれ。
いじけたジャイアンに従うスネ夫国民達。ドラえもんは今日もやって来ない。
のび太は今日も、怒っております。
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