夕方の木漏れ日(水色の恍惚)/陽向(2躯-30〜35)
 
あったのでした。


僕は、[独り]で(ここには深い意味がある、この過程の最中、僕は独りである)夕方の外を外出し、ひたすら歩いていました。


こんな美しい景色を見たことはありませんでした、公園を歩いてる最中、脇道から溢れ出す、夕方の木漏れ日があまりにも美しくて、この日の為に生きてきたと思いました。


その木漏れ日が、僕のうちにある水色の恍惚を、浮き上がらせていました。世界はこの日の為にある、またその為にある正しき闇がこの世界なのだと。


(愛の喜びも束の間、また僕は、この激しい闇の世界にまた取り込まれることになるのでした、完)←(それはまた新しい喜びの人生も伴いながら)
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