夜 咄 目 次 ?5(201−250)/水恋鳥魚夫
(番外編9)朔太郎は近代史・詩の父か、
子規はなんでも知っている
月に吠える より優れたものは見当たらず、
朔太郎の前に出る人もいなかった。
思うに詩歌の国日本では古今和歌集、
新古今和歌集にて
早々と象徴詩の実践は行われていた。
子規は明治から昭和までの度重なる戦火の日本を
支那事変歌集は言うまでなく、言語搭載専用カメラで
後進に写実主義を提唱 ありのままにプリントさせた偉人。
歌人にとって昭和は軍国主義に利用された戦争の世紀だった、
そこに登場したのが
現実を映す鏡 写実。
目 次 5(201−250)
201(122)雪の朝には
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