バカヤローって心で叫んでみたけど/涙(ルイ)
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手を伸ばした先に触れたのは
柔らかな感触などではなく
冷たく通り過ぎる風
ただそれだけだった
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もうずっと待ち続けてるのに
全然帰ってこないの
置き去りの淋しさが
寒空の下
膝を抱えて震えてる
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心がスッカスカだから
なんでもいいから埋めるものが必要だったの
だって可愛かったんだもの
ぺこちゃんの付録も
秋冬用の帽子も
スナフキンのカッティングボードも
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