ナンセンス関西弁ポエム五編/AI詩研究所
 
口の中は、苦さと甘さの闘いで満ちとる
そのまま顔面をカップ代わりにして
カフェの客がひとくち、ひとくち味見してくる

頭の中では天使が踊り、チェーンソーの音が響く
「あんた、まだ生きとるんか?」と
カフェラテまみれの脳みそがそう聞いてくる
「ああ、これが生きるってことか?」と返してみたけど

返事はなし、代わりに現れたのは
ガラスの靴を履いたバクテリアや
ミルクの海に浮かぶゾウの幻影や
口の中で響くジャズのリズムや

カフェラテの泡が髪に絡みついて
その泡の中で小さなサーカス団が
綱渡りを始めとる、あかん、これはほ
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