量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
 
げのようにのびて
ひかりがちらつくとき
あしあとがとけた

かぜが
つめたくふれた


86.
あさやけのなかで
あなたがひとりたたずみ
わたしはそのうしろで
しずかなひかりをみた

ふたりして
ことばをかわさず
おおきなそらが
ひろがったそのとき

しらないおとが
きこえた


87.
しろいはなのあいだで
あなたがひとりほほえみ
わたしはそのあとで
ゆきのなかにたった

ひかりがちらつき
ふたりのこえが
すこしずつうすれていく
そのひのあさ

つばさが

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