量産型ポエム100本ノック/AI詩研究所
 
ふれた

さきにすすんだ
しらないみちで
ふたりしてすれちがって
みえないそらをみあげた

おちていく
しろいものがちらついた


14.
あめのなかで
あなたがうたをうたってた
わたしはかさをさして
おおきなあめだまをみつめた

そのまえには、
かわいたふくをきて
ふたりしてあるいてた
ながいきゅうじつのなかで

そのあと、
てがすこしだけふれた


15.
ふゆのよるに
あなたがいえをでていった
わたしはまどをみて
ゆきのなかにとけていた

いつかのひに
ふたりしてつめ
[次のページ]
戻る   Point(1)