沈没船の内訳は君のように俺のように/ホロウ・シカエルボク
 
歌」を映画にしたんだぜ、分かるよね?つまり俺のやり方ならそれはこういうものになるって話だ、きっとこの話は凄く理解してくれるやつとまるで理解出来ないやつではっきり分かれるだろうね、入口を一度見落とせばもう閉じてしまうような話なんだもの―シャワーを浴びようと思った、気分を変えて死の匂いが猛烈に香る街を歩こう、人生は下らない雨に降られ続けている、でも俺は時々、傘を差さなくてもまったく濡れずに帰ることだって出来るんだ。


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