天使の8910/鏡文志
悲しい時、落ち込んでる時、明るい天使が現れて、こう言いました。
「エイットオ。大丈夫だよ。きっと、どうにかなるんじゃナイン?」
苦しい時、落ち込んでる時、優しい天使が現れて、こう言いました。
「エイットオ。心配ないさ。君の人生だもの。好きにすればいいさ。夏の夜空が、綺麗じゃナイン?」
切ない時、胸が張り裂けそうな時、励ましてくれる慰めの天使が現れて、こう言いました。
「エイットオ。どうしたの? そんな辛い顔をして。いつか、きっといい人に巡り逢えるさ。辛い時こそ、未来のサイン」
病める時、疑わしい時、そうっとアドバイスしてくれる天使が現れて、こう言いました。
「エイット
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