Interlude。/田中宏輔
 
一訳)

半開きになっていた扉のほうへ振りかえった。
(アンリ・バルビュス『地獄』V、田辺貞之助訳)

父はそこにはいなかった。
(ウィリアム・ブレイク『迷った男の子』土居光知訳)

そのさきは、またしても海だ。
(ソレルス『公園』岩崎 力訳、読点加筆)

かぎりなく、もつれたりほどけたりしている
(ボルヘス『伝奇集』第?部・工匠集・結末、篠田一士訳)

海だった。
(ナボコフ『キング、クィーンそしてジャック』出淵 博訳)

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