※五行歌 五首「初心忘るべからず」/こしごえ
 
詩を
書くこと自体が
目的であり
よろこびであり
読者あっての詩です



詩とは
私にとって
死を含んでいる生(せい)だと言った
初心忘るべからず
今の今を生きている



生きることが
光だとして
死ぬことは
影だとすれば
光と影一対の生死



詩を
書き続けることを
私の目標とする
私の
肉体が果てるまで



詩を
感じるということは
いのちを
感じるということ
魂といういのちを
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