War is Ever/ホロウ・シカエルボク
 
たとえうんざりするほどの退屈が足元で転がっていようともね、意味を求めずに行動すればいい、そうすれば人生は少しだけ生きやすくなる、そして、真実だの真理だのというものに少しは近づきやすくなる、どうしてか分かるかい、頭で考えることは余計な足枷を増やすことに他ならないのさ、考えれば考えるほど道を誤り、がんじがらめになって動けなくなる、ほら、詩についてやたら熱っぽく語るやつほど、時折思い出したように短い詩を書くだけだったりする、ああいうことさ、さっきも言っただろう、行く道があるなら示してみろよ、それが出来ないのなら熱意なんて捨ててしまえばいい、まあ、誰が何を書こうが俺の人生には関係ないけどね、どこかでベクト
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