War is Ever/ホロウ・シカエルボク
懐かしいロックンロールの残響がまだ耳の中で鳴り続けている、俺はなにも過去にすることがない、すべてが同じ密度で進行し続ける現在の中で生きている、分かるだろう、俺はただ書き続けるだけさ、自分が始めたことを最後までやり続けるだけだ、それをどう思おうとあんたの勝手さ、俺は注釈が必要な人生なんか生きてはいない、俺が言うべきことはすべて俺が書き続けてきたことの中に在るし、在り続ける、ある人間にとってはそういう生き方は変わらずに貫いているように見えるし、またある人間にとっては変わり続けているみたいにも見える、それはどちらでも正解と言えるし、どちらでも不正解と言える、どちらにせよそれはひとつの要素に過ぎないと
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)