夜の快速電車/おやすみ
 
 満月を

 追うように走る

 夜の快速電車



 いとエモし



 おなかすいたから

 つぶあんぱん頬張りながら

 窓ガラスに映る

 ぼんやり景色を眺める私を

 横目に見てる



 電車が大きく左にカーブして

 満月が遠く離れて行った



 バイバイ

 じゃあね

 またあした

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