ときは八月、青空の下/秋葉竹
 

  

従って
生きてみても、いいと想うよ

じぶんだけで立つなんて
けっこう
しんどそうじゃないか?

弱みを
さらけ出すのも、ありだと想うよ

肩肘張って生きるのって
いろいろ
たいへんそうじゃないか?


ときが八月なら
しかもこんなに暑いのなら
顔を歪めて
「暑いぃぃぃぃッ!」って
声に出してもいいと想うよ

聴くほうが嫌がるんだと云うのなら
ひとのいないところで

「暑いぃぃぃぃッ!」って
声に出すのはどうだろうか?

だって
暑いんだから。

我慢なんて
あまりしなくて
いいと想うよ

なぜって
生きてること
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