ときは八月、青空の下/秋葉竹
従って
生きてみても、いいと想うよ
じぶんだけで立つなんて
けっこう
しんどそうじゃないか?
弱みを
さらけ出すのも、ありだと想うよ
肩肘張って生きるのって
いろいろ
たいへんそうじゃないか?
ときが八月なら
しかもこんなに暑いのなら
顔を歪めて
「暑いぃぃぃぃッ!」って
声に出してもいいと想うよ
聴くほうが嫌がるんだと云うのなら
ひとのいないところで
「暑いぃぃぃぃッ!」って
声に出すのはどうだろうか?
だって
暑いんだから。
我慢なんて
あまりしなくて
いいと想うよ
なぜって
生きてること
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)