病におかされちゃってもダミーのダメージにマイっちゃダメーさ(タイトルと詩を着替えました)/菊西 夕座
きらめられない余地がある
ノウゼンカズラがはびこる空家のうらから濃密至極なミンミンゼミーのナムアミダブー
とり憑く病みーはちんけなダミーさ、まともに口をきいちゃーいけない擬態のてだれさ
それってだれさー、しらねー奴さー、あけわたしちゃー絶対いけないナムアミダミーさ
懊悩マミー! 転換する余地があるからこんな病みーも痛みーもターンしてゆけるさ
おれら予知する未来ときたらターン・トウ・星の繰り返し、お天道さんの転倒母子さ
起きたばっかですがる観念仏、つっかえしたら蝶々あるきでバイバイするさ四つんばい
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