詩/秋葉竹
 
かった

きっと。

同時代に

絶望てきな
天才に出会えた喜び
そして
我が才能の虚しさ
ふたつして
味わわせてもらいました

オレは

もう
このとっても優しいちっちゃな嘘を
嘘だと知りぬいてるまま

ぜったい泣かないって
深く誓ったまま

どうなんだろう

まだ

詩を書く必要なんて

あるんだろうか

すべては

あなたのために


あなたは

あのひと以来の

私の羨望です


なんていうか


悔しいくらいに

しかも

苦しいくらいに









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