夏空の下/秋葉竹
夏空の下
気ままなドライブを楽しんでいると、
ローン35年と言う看板が見えた
あと35年生きられるなら
オレはなんだってできるだろう。
オレは何者にだってなれるだろう。
日々の帰りの通勤電車のなかで
たまに座れたときには
電車のリズムに揺られて眠る
気づくと大口ひらけて涎垂らして
慌てて座り直して背筋をまっすぐ伸ばす
そんな日常は
流れゆく『時』のなかの
日常としてあるのだけれども
カッコつきの『あたりまえ』として
いつまでかずっとつづく道として
ありつづけるのだけれども
今日連休の初日
夏空の下
気ままなドライブを楽しんでいると
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