五行歌、この夜陰 雨の涼やかに/ひだかたけし
 
間断なく降り続く
夜陰の梅雨 、

ふとカーテン開け気付き観れば

進み続ける時の刻印帯びながら 光る水溜り
輪を広げ時を銀に穿ち裂く、なんと涼やかに
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