独り言6.7/ホカチャン
 
○「ほんとうの愛」
僕は昔からほんとうの愛を求めてきた
しかしほんとうの愛は今だにわからないでいる
ここに僕の不安、不満、空しさ、落ち着かなさ、苦悩などの根がある
ほんとうの愛とはなんだろうか
義務的なものではないような気がする
強制的なものでもないような気がする
贈り物でもないような気がする
ましてや小言や恩着せではないだろう
ほんとうの愛は眼差しの中にあるのかもしれない
目の中に入れたくない眼差しの中にあるのかもしれない
ただまるごとかわいいと思う心
いつも一緒にいたいと思う心
安心感や信頼感など
ほんとうの愛なのかもしれない
平和で裕福になってもほんとうの愛に餓えている僕がいる




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