音楽と私/
ひだかたけし
感情というもの、
その深奥パトス
打ち叩かれる瞬間、
響き光放ち
ヒビキヒカリ
奥まる純白の回廊に移送され
粉砕される感傷私性一切、
捏ねられ抉り唸る力動の
ヒビキヒカリ
沸々と湧出し続け
波打ち荒れ狂い
不断に整然と秩序立ち
荒れ狂い波打ち
新たな現 響き輝き出し
轟き到来する静かさ
限りない慈悲心の内懐に抱かれ
すべて赦されゆく瞬間に立ち会い
ヒビキヒカリ熱情に触れ活気立ち
私という存在 、強さとなり新生する
戻る
編
削
Point
(2)