散らばった骨はひとつところに集めておけばいい/ホロウ・シカエルボク
ば後の人生はクールダウンをし続けるばかりになる、まだ少し早いね、まだ少し早いさ、自分との会話を続けながら、もう番号も読み取れなくなったチェックポイントを潜る、とんでもないダートだったよ、でも諦めることはなかった、綺麗に磨き上げられた図書館の床だけを歩いてきたお前に、それがどういうことかなんて決してわからないさ、勘違いするなよ、俺には誰を批判するつもりもない、俺にはただ、イマジネーションと言語の奔流があるばかりなのさ。
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