双子の星巡り/
りぃ
私達は同じようで同じではないので
笑ってしまいます
それを知っているのは
彼とその飼い犬だけ
私達は恋をします、彼にだけ
私達はそして離れ離れに
奪い去った恋の後味の悪さは否めません
おかげでもう私の分身みたいな彼女には合わす顔が無いのです
それでもこの長い道の先でもう一度会えるだろうと
妙な確信を抱いて眠る彼に口付けしました
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