灯りがついて、霊が消えて、灯りをおとすと、レイが現れる/菊西 夕座
 
ら」
いま仮に、シ界にアカリをともせば存在は華レイに化ける
「軽い存在も明ルイ存在も類例はレイに帰す」
夏の植生から街路に激レイの鞭がのびている
「街路は影の馬足をつよめて豊麗に焦げていく」
このようにしてレイはあらゆる影に忍びこむ
「世界がシ合ワセに包まれ泡ンダーランドにかわるとき」
ところで灯りについている霊はアワで落とせるのだろうか
「降霊のコウと光をアワせればコウタイするだろう」

戻る   Point(2)