みもふたもない結論。/
秋葉竹
て、語り合った夜。
まるで虹色のシャワーが心にかかっている、
そんな幻影の恍惚を体験した。
それ以来、
僕は君を傷つけないように
それだけを願って生きてきたのに、
ある日、
君を傷つけるひどい言葉を云った。
とんでもない、ひどい言葉で、
君を突き刺してしまった。
おそらく二度と君のような人と出会う事は
できないのだとわかった時、
僕はもう二度と戦わないと決めたのだ。
戦わない戦わない戦うことは怖いから。
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