まるで忘れてしまったかのように/nm6
 
そこは底だったけれど、回りまわってきたので、よかった。









気づいている、息をしていて、横と縦を感じている。音声と重量にとらわれている。風が強いのはなぜだろう、と考えてみて答えはない。同じように、生きてるとか死んでるとか言う。


花、赤い。
植物に水をあげていて、伸びている。









「多分ね、終電がなくなったときに途方に暮れる感じ、あれと似てる。」
「それって、バランス取れてるの?」









読んだ。青は生きていて、そこに続くほとりで、不思議とどんな形容もふさわしい。瞬間、ぼくはまった
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