夜がゆっくり回る(回文)/水宮うみ
太古、居た気がしたし、書きたい恋だ。
たいこ いたきがしたし かきたいこいだ
寝る気、素早い、ヤバ過ぎるね。
ねるきすばやい やばすぎるね
単体で月蹴ったがしかし固い。駄菓子貸し片付け切っていたんだ。
たんたいでつきけったがしかしかたい だがしかしかたづけきっていたんだ
田舎、月日が経つ。忘れたよ、誰座ったか。灯、気付かない。
いなかつきひがたつ わすれたよ だれすわったか ひ きづかない
宵、踊ろうとした、色と。驚いたし、道路遠いよ。
よいおどろうとした いろと おどろいたし どうろとおいよ
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