白紙ノート/
捨持
首もたげ 自分の肩にもたれても誰かの肩にもたれているよう
耳鳴りもあなたの声も変わらずに このままそばでうんちくを聞く
だれよりもわたしのことをわかるじゃない いつかどこかで聞いたことのないような
だれにでもかける言葉をほどほどに あなたにも書ける言葉もほどほどにして
こと細か いくらやさしく書いたとしても どうしてこんなにややこしいのか
結局はおなかがすいていらいらと集中できずにキスもできずに
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